新型インフルエンザ対策の基本

元、保健所の感染症対策の課長として、
現、医療機関の感染症診療医として
現、民間感染症対策予防啓発医として


政府広報

厚生労働省ホームページ

東京都のホームページ

今一度この二つをしっかり読みこみたいと思いました。

今回のブタ由来インフルエンザウイルスA/H1N1の経験から、
生活習慣の中の何を見直さなければならないかを
あらためて考えるチャンスのはず。
でも、残念ながら 「マスク狂騒曲」 だけが流れていると感じているのは私だけでしょうか。


マスクは「自分の感染を他人に広げないため」

手洗いは「他人の感染を自分が引き受けないため」

蔓延地域でこそ、「マスク」ではなく「手洗い」であちこちについている
インフルエンザウイルスに気をつけたいですね。

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もちろんマスクが「他人の感染を自分が引き受けないため」に無効だと言うつもりは毛頭ありません。
しかし、優先順位、何を一番の目的としているかが伝わらなければ意味がありません。

政府広報にもあるように「頻回の手洗い」の徹底が大事です。
しかし、日本ではマスクをすれば予防は大丈夫と思っている人が多いように思います。
マスクをしている人をよーく観察するとその表面を素手で触り、その手でいろんなところに触れています。

蛇口の栓をかえるだけでも手洗い効果があります
それも肘で閉めましょう


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