「公衆衛生ねっと」 災害時の公衆衛生

渡會睦子さんの支援活動 @
2011年3月27日 更新

東京医療保健大学 渡會睦子
(「住民とともに活動する保健師の会」「性問題対策を考える会」代表)です。
個人として、仙台市若林区・宮城県山元町に支援に行ってまいりました。
山形県鶴岡市出身で山形県保健師として働き、宮城県の保健師学校・大学院に通っていた
こともあり、私にとって馴染み深い土地でした。
仙台市若林区で保健師活動をし、若林区と山元町に子ども服700着を自費で購入し寄付して
きましたので、その経緯など報告します。

最終日には遺体安置所にもよらせていただきましたので、そのことについても報告いたします。

紆余曲折ありましたが、直接行くと邪魔になるだけなので、仙台市役所の知り合いの方に
直接電話し現地入りしていた大学教員の引継ぎ要員として入ることができました。

超長文ですので、ご興味のある方は参考にお読みください。
(見苦しいですが、一人で行こうとすると、また、渡會の性格だとこうなるよ((>_<)トホホ)というところを表すために、かかった費用も記載しました)
また、ラジオやテレビを使わせていただき、保健師活動のPRを織り込みながら活動しました。
今後も保健師活動のすばらしさを伝えていきたいと思います。

◎この文は被災地の皆様にもお送りしました。
 心から心から、皆様の生活がはやく元に戻りますよう祈っています。
 心はいつも一緒に、いつでも皆様をハグしているつもりでいます。
 今後もどうかご自愛いただきながら頑張ってください。心から応援しています。

◎この文は、現地でお世話になった方々にもお送りしました。
 若林区の保健師さん、他県の保健師さん方、現地の自治会の皆さん、本当に現地ではお世話になりました。
 西宮市の保健師さん・事務職の方、島根県の保健師さん、たんぱく質の食料が足りない私に美味しいソーセージやチョコパイ等おすそ分けいただきありがとうございました。口にしたときの幸せ感忘れません。


○2011年3月15日(火)

通常勤務後、停電を気にしながら電車に乗り、寝袋や物資も持っていくつもりで準備をしたので、準備が非常に大変。
しかも、買占めでパンすらまともにない。米をたき、おにぎりにした。寝袋・防寒着・食料・衛生材料・物資等々・・・15万円ほどかかる。ほぼ徹夜で準備。


○3月16日(水)JAL4765 東京羽田⇒山形 21:00⇒22:00

・夕方近所の薬局で買占めでほとんどものがなかったが唯一あまっていた、生理用品と大人用オムツを購入。
・薬局のお姉さんが南相馬市と若林区出身で、涙ながらに粗品用のアルコールジェルをたくさんくれて、見送ってくれた。
・リュックと保健師訪問バック、ダンボール大2個を持って、仙台市で一番被害の大きかった若林区にはいるため山形空港へ入った。
・仙台直行バスが出ていたが、仙台に入ってもホテルはすべて避難者用に開放しているので泊まるところがないので、今乗ると大変苦労するのでやめるようバスの運転手さんに教えてもらった。
・予約していた東根市内のホテルに入った。

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