エイズ・性教育の考え方


性やエイズやこころを語る目的
  〜いま、若いあなたに伝えたいこと〜


 若者たちの性行動か低年齢化しているから、望まない妊娠が増えているから、HIV/AIDSが増えているから性教育、エイズ教育が必要なのでしょうか。私は違うと思っています。「おはよう」、「こんにちは」、「ありがとう」といった普通のコミュニケーションができなくなった若者たち。しかし、人は基本的に寂しがり屋で、他の「人」とのコミュニケーション(携帯、メール、そしてセックス)を求めてしまうものです。
 本当にあなたはセックスをしたいのですか。したら何が起こるのかを知っていますか。そのことを誰かと真剣に考えたことがありますか。
 正しい、科学的な情報(Information)をいくら伝えても、どんなに教育(Education)を充実させてもそれは単に知識(Knowledge)になるだけで、人と人とのつながり、コミュニケーション(Communication)を通して、他の人との交わり、そしてストレスを通してそれらの知識を生きる力(Life Skill)に変えて行かなければ、性の諸問題に限らず、様々なトラブルに巻き込まれてしまいます。
 では、何故岩室紳也が、いま、エイズや性を伝えることにこだわるのか。それは思春期という貴重な時期に、自分の心と体の成長ときちんと向き合うことで、人として大切なものは何か、どうして友達や恋人を求めてしまうのか、そして愛とは何なのか、を一度真剣に考えてもらうチャンスにして欲しいからです。
 ちゃんと考えて行動しても人は上手く世渡りができず、様々なトラブルを抱えてしまいます。それはそれで「いいじゃない」、「仕方がないじゃない」と思えるようになりたいですね。
    『なぜ、いま、性教育、エイズ教育が必要か?』     閲覧      ダウンロード  
 実際に性教育、エイズ教育に関わっている方の参考になるよう、いくつかの考え方、方法を紹介します。
 もちろんこれが皆さんにとってベストだなんて思っていませんが参考にはなれば幸いです。

    岩室が行っている性とエイズとこころの健康教育

    岩室が行っていたエイズ講演会(中学校、高校で)のあらすじ
    エイズ・性教育のコツ
    エイズ・性教育の考え方(講演原稿)

    中学校の教科書(学研)に準拠したPower Point教材(11.8Mb)

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